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【 無料 】 スティーヴン・キング初心者におすすめ! 50 周年電子書籍

「キング作品はどれから読めばいいんだろう?」
「世界的な作家だけれど、自分に合うかどうかガッツリ試し読みができたらなあ…」
「ホラー以外の代表作品って何があるの?」

そんなキング初心者やファンにも嬉しい本をご紹介します。

こんな人に推したい
  • スティーヴン・キングデビューしたい初心者
  • ホラー以外の作品も気になるキング中級者
  • 往年のキングファン
画像引用元: Amazon.co.jp
『デビュー50周年記念!スティーヴン・キングを50倍愉しむ本』/ 出版社: 文藝春秋
- 内容紹介 -

2024 年でデビュー 50 周年となるスティーヴン・キングの無料記念電子書籍。
訳者と担当編集者の対談、完全オリジナル短編と新作長編の1章試し読み、キングの代表作のマトリックスに、
文言春愁から出ているキング本のご紹介!

ホラーだけじゃない! 多作作家なスティーヴン・キング

「恐怖の帝王」といえばスティーヴン・キング。
ホラー映画とかの原作でよく見かける名前の人のことでしょ? なんてぱっと考えちゃうかもしれませんが、ホラーだけではありません。

「世界で最も人気な映画」で堂々の1位(IMDb Top 250 Movies)の感動作品『ショーシャンクの空に』や、青春映画『スタンド・バイ・ミー』、感動ファンタジー映画である『グリーンマイル』もキング作品です。

そんな多作なスティーヴン・キング。
今更ながら手を出してみたいけれど、作品数が多すぎて…と見送っていた方たちに朗報です。
文芸春愁から『デビュー50周年記念!スティーヴン・キングを50倍愉しむ本』という本が無料電子書籍で出版されました!
代表作品の紹介の他に短編丸々一本も収録されているので、映画化作品たくさんあるから映画だけ観れば十分でしょという方も試しに読んでみてはいかがでしょうか?
映画化されていないものやホラー以外の代表作品の紹介もあり、一気にキング作品に興味を持つかもしれません。

私もこの短編でキングデビューを決めました。

キング初心者に優しい! 代表作品のマトリックス

キングデビューすると決めたら、好きな映画や見知っている映画作品から手を取るのが一番。
ただ、できれば内容を知っている作品じゃなくて、まっさらな状態から作品に入りたいという場合、どうしたらいいでしょうか?
ネットで”おすすめ○○選”で探すのもいいかなとは思いますが、とりあえず全代表作の情報をささっと仕入れて自分で選ぶのも楽しいと思います。

そこでお役立ちなのが、 50 周年記念本に収録されている<キング代表作のマトリックス>。

一目でキングの代表作品の分布を把握できちゃう優れものです。

刊行本のカバー絵を使って、リアル / 幻想と怪奇の縦軸と、エモい / 怖いの横軸で分類したカラー図なので見やすい上に、その中から多くの作品をピックアップして簡単な紹介も載せてくれています。

ホラー苦手な方もこれがあれば大丈夫!

キングファンも嬉しい! オリジナル短編も収録

ここまでキング初心者に向けてのご紹介ばかりでしたが、もちろん往年のキングファンにも嬉しい内容が収録されています。
まずは、訳者の白石朗さんと担当編集者さんのスティーヴン・キング作品についての対談もあり、キングファンなら作品を一緒に振り返りながら、うんうんと楽しく読めると思います。

そしておそらく 50 周年記念本の目玉の1つでもあるのがこちら。

本邦初訳のオリジナル短編『ローリー』が収録されています。

つまり、読めるのはここだけ! なのです ( 2024/02/07 現在 ) 。
少しだけご紹介すると、ホラーではないので、ホラーファンじゃない場合でも安心して読めます。

上記の作品に合わせ、新刊の『異能機関』の 1 章抜粋の試し読みもたっぷりなので、キングデビューするかどうかは読んでから決めたいという方にも嬉しい収録内容です。

たっぷり読めて訳文の雰囲気も十分掴めます。

まとめ

『デビュー50周年記念!スティーヴン・キングを50倍愉しむ本』は、キング初心者にもファンにも嬉しい 50 周年記念本です。

無料で読めるので気軽に手を出せるのも魅力です。

可愛い犬が登場する本邦初訳の短編『ローリー』が丸々読める上、新刊の『異能機関』の 試し読みがガッツリと収録されていて、訳文の雰囲気を事前に知したい人にもぴったり。

ジャンル別マトリックスは一目でキングの代表作品を把握できて、これからキング・デビューしたい人にとっては心強い指針になります。

また、今更大御所さんの作品を読むのも…、それに映画化作品がたくさんあるから映画だけでも十分でしょ? という方も、軽い気持ちで開いてみてください。
この1冊がきっかけで、キング作品の魅力をもっと知りたくなるかもしれません。

実際、上記の映画で十分でしょ派だった私ですが、今現在、キングのライフワークである超大型長編小説『ダークタワー』をあさり始めてます ( 沼 ) 。

「S・キング50周年たっぷり試し読み 『ビリー・サマーズ』ガイドブック」も同じく無料で刊行されています。
気になった方はそちらも是非読んでみてくださいね。